当たり前ではないこと
僕は、何もかもが当たり前に思えないんだけど。
まるで、いつもそこにあるみたいに。
絶対変わらないモノみたいに。
そんなふうに、「当たり前じゃん」みたいに言われると、うーんって思う。
「そんなわけないじゃん!」
「表面的なことだけさらってんじゃないよ!」
って思う。
何だろうね。
見えない力に誘導されようとしたりするのが、好きじゃない。
そんな感じする。
言葉が指すモノなんて、常に一定ではないのに。
同じ言葉が、同じ意味を持つとは限らんのに。
まあ普通の人は、そんな感じでいちいち確認してたら、まどろっこしくてしょうがないよね。
でも、そうしてる間に、大事なモノが目の前を通っても見落としそうなんだ。
生きていることは、事実ではあるけれど、当たり前なんかじゃない。
ある種の奇跡だよね。
生きるってのは奇跡だ。
そして周りにあるモノは、一つ一つが「当たり前」でなく「奇跡」なんだと思う。