アドバイスしたら不満そうな顔されたことからわかる、言葉を外に出す大事さ
愚痴とか言いたい
やっぱりみんな、日々色んなことを感じて、悩んだり、迷ったり、腹が立ったり、悲しんだりしますよね。
私がまだ、コーチングのコミュニケーションスキルを学ぶ前のことなのですけど。
普段でも、相談というか、愚痴みたいな話をすることあるじゃないですか。
想いを吐き出す、みたいな。
やってしまった失敗
私、相手の話を聞いていたんです。
それを聴いていて、私思ったんです。
あっ!苦しんでる!
相手は今、とてもかわいそうな状況だ。
「助けてあげなきゃ!!」
そう思った私は、こう告げます。
「ココが悪いから、こうすれば良いんだよ!」
その後も話し続け、最後に相手からはこう返されます。
「別にアドバイスが欲しかったわけじゃない。話を聞いて欲しかっただけ!」
そのとき正直、私の中では非常に「?????????」となってしまったのです。
言葉にして外に出す
今なら分かると思うんです。
例えば、想いを誰に告げないと、何だか悲しい気持ちになるんです。
だけど、何もないところに吐き出しても、虚しくなるんです。
だから誰かに、今ある想いを出してみる。
出してみると、「ああー!内側にあった想いは、こんな形、重さ、質感だったんだな」って肌身で感じるんです。
言葉にすると、それは外側になるんです。
外側になって初めて、想いの確かさが分かるんです。
すると、安心するんです。
なぜか、スッキリするんです。
冷静になれるんです。
きっとその人は、内側に気が付かないレベルで「何か」抱えていて、それが「何か分からない」けど存在を感じるから、とても違和感があったんじゃないかと思うんです。
「何か分からない」のが、一番怖くて不安になります。
ホラー映画とかもね。
分からないときが一番怖いでしょ?
何でアドバイスしたの?
その当時、一番思っていたのは「行動でしか現状は変わらない」という考えでした。
行動して変えようとしないから、愚痴を言って、いやな気持ちになってしまうんだよ。
そんな愚痴言って、楽しいの?
もっと楽しい話した方が、楽しくなれるじゃん!
そんなことを考えていました。
浅はかですよねー!!!
だから、「現状を変えるための行動」をアドバイスしたわけです。
非常に社会人らしい、答えでした。
そして、そんなアドバイスできる自分凄いでしょ!賢いでしょ!みたいな匂いもしますね。
そうなると、相手からすると、言葉を出して確認したかったところに、邪魔をされた気分でしょう。
きっとね。
私はスーパークソでしたね。
今どう思う?
ナシでは無いと思うんです。
アドバイスも。
ケースによっては。
ただ、考えないといけないのは、「相手のため」っていうのはどういうことか。
相手が、今望んでるのは何なのか。
今しようとした行動は、「自分のため」になってない?ってのはいつも自分で振り返ります。
「ここまでしてあげよう!」は先ずもって要らないです。
相手の自己解決能力、なめてんでしょ?とも思う。
一歩階段上るだけで、相手は見える風景が変わると思うんです。
それだけで、相手は自分の足で、立ち上がれるんです。
じゃなきゃ、もうすでに死んでます。
私のおすすめは、黙って相手の顔や目を見て、頷いて受け止めてあげれば良いんじゃない?と思うんです。
ただ相手が、自分の殻に閉じこもりすぎているとき。
どうしてもやりたいんだけど勇気が足りないとき。
そんな時は、2歩目まで連れて行くアドバイスをしてあげれば良いんです。
私はこう思う。
あなたはどう思う?って。
コーチングを学んで
このことは、コーチングのスキルを学びながら気が付いたことです。
と言うと、コーチング自賛みたいになってやらしいですね。
ただ、コーチング凄いなじゃなくて。
ほんとは、自分の中に眠っているものに気が付いただけです。
その切っ掛けが、私はコーチングだっただけで。
何かをプラスするんじゃなく、あるものに気が付く。
誰にでもあると、私は信じていますよ。
ご提案
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そんでは!
夜更かしされる方、おやすみ!
起きて読んで下さった人、おはよう!