頑張るってのは、刀で切るのだ
期限が迫っている!
無理な物量を捌かないといけない!
そんなとき、「頑張ってやる!」しかない。
なーに、何とかなるだろう…
まあ、失敗しても、死にはしないし…
その結果、どうなると思う?
ほぼ達成できない。
それどころか、三分の一の時点で、挫折するだろう。
なんせ、「頑張る」ってのを勘違いしてる。
頑張るは、「精一杯、力を込めてやる」じゃない。
そもそもさ、「頑張る」の前にはさ、「頑張らないといけない状況」があるわけでしょ?
問題は、そこさ。
その状況ってのはさ、今までのやり方が、通じないかもしれない。
もしくは、ゴールまでの道のりが、全然見えない。
だから困って、頑張るしかないわけでしょ?
そんな時、今までのやり方に力を入れようが、実力が二倍になるわけでもないじゃん。
バカなの?
困ってる状況で、一番止まって、沼地で時間を取られるのは「判断」でしょ。
これでいいのか?
解決できるのか?
間違えたらどうしようか?
損害を出したらどうしようか?
悩むうちに、頭の体力を取られる。
不安になる。
目先が狭くなる。
落ち込む。
だから、即断をしていかなければいけない。
時代劇の殺陣のように。
襲いかかってくる敵を切り払うのだ。
どの順番で、どの方向から襲ってくるかわからない。
判断とは、その中で、決定していくことだ。
それをし続けていくことを、「頑張る」というのだ。
その後には、死屍累々の完了したタスクが、山のように積み重なるだけ。
臆してはいけない。
その刀で、困難を叩き斬れ。
切り続けろ。
自分の手で、終わらせるのだ。
その力は、必ずある。