頑張る世界
無理をする必要はない。
無茶をする必要はない。
じゃあ、なんでこんなに頑張っているのだろう。
なんでこんなに苦しいのだろう。
それは、何かをどうにかしたいんだ。
自分の何かをどうにかしたいんだ。
今のままでも、問題はないさ。
そのまま「何となく」生きてはいけるだろ。
変わっていく世界はあれども、適応しながら、緩やかに生きていける。
でも、わがままなんだ。
自分でしかわからないこだわりがあるんだ。
だからこだわりを貫きたくて、頑張っている。
誰からも望まれていない。
僕が僕に望んでいるだけだ。
だから、期待に応えてあげたいんだ。
苦しくて、誰からも理解されず、自分でも理解できない。
そこに、何かあるんだ。
それを信じているんだ。
僕にはそれしかない。
頑張りたいから、頑張っているんだ。
頑張ってでしか行けない世界を知っているから。
自分が一番イヤな、めんどくさい、「頑張る」世界。
でも、そこに行きたい。
もう一歩。
もっと深く。