「他人はとりあえず関係ない」から始める
自分の好きなものを「好き」と言い張れない瞬間がある。
相手が否定してくる時。
疑ってかかってくる時。
微妙な質問してくる時。
どこか引っかかりを感じてしまう時。
もしかしたら、単なる興味か口癖で言っただけかもしれない。
それでもその時、僕は頭がフル回転しだす。
「ちゃんと答えないと!」
「わかってもらいたい!」
「僕の気持ちと考えと全部理解して認識してもらって、受け入れてもらわないと!」
そんなモードになる。
僕は好きになるものやタイミングが、人と違ったりするみたいだ。
何となく自覚しているけど。
誰かと共有したり、良いよね!って言ってくれる仲間が増えたりすると嬉しい。
それに、偏見や囚われから、何かの輝きや、本質的な強さが見出されなくなるのは、悲しい。
だからかな。
そんなモードになる。
でもそうだとすると。
そんな会話になりそうな人や、場面は面倒だし、億劫になる。
避けたがる。
先回りしてしまう。
すると、すごくしんどくなる。
好きなことに蓋をしているからエネルギーが出ないし、閉ざされたエネルギーは、自分を傷つける刃となる。
陰湿な負のループへと陥る。
だからね。
とりあえず、「他人は関係ない」ところから始める。
他人がどう言おうが、「僕はここが好きなんだ」で、良い。
「それおかしいじゃん」って言われても、「まあ、好きだからねー」って言っとく。
自分の「好き」に蓋をすることほど、悲劇的なことはないよね。
そして、自分の「好き」を受け止めてくれるものがあることほど、幸せなことはないよね。