ドン・キホーテと、死者を愛する人
どんどんどん、どーんきー
どんきー○ーてー
みんな大好き、ドン・キホーテっているじゃない?
店じゃなくて、人ね。
ドン・キホーテってのは・・・・あれだ。
スペインのおじさんが、騎士道物語って本を読んで、「わし、正義の騎士だったわ!国を正すわ!!」って言って、国を旅して無茶するって話。
んで、ドン・キホーテは、「誇大な妄想の中で生きる、滑稽で哀れな人」って代名詞で使われる。
もしくは「無謀な挑戦をする人」とも言われるかな。
でさ、僕はドン・キホーテって好きなんだ。
自分の信じた道を行くって。
他人にどうこう言われても。
例えそれが、囚われの考えだとしても。
つまり、自分の道は自分で決めるってのが良いんだ。
でもね。
同じような構図で、明らかに「ヤバい妄想」で生きてるなってモノがある。
たとえば、ホラーで。
「ほらほら、ごはんですよー」とか言いながら、おじいさんがご飯運ぶわけ。
でも、座ってる人が死んでるおばあさんだったりするヤツ。
おじいさんは、今でも生きてるって思ってるんだ。
死者を愛してる人なんだ。
この人も、自分の道は自分で決めてる。
でも、何か怖い!!
同じだけど、何か違う。
でも、上手く言葉に出来ない。
ひょっとしたら、違いなんて無いのかも。
ひょっとしたら、違いなんて無いのかも。
いつか僕も、「死んでるけど死んでないよ!僕、楽しいのOK!」とか、言えるんだろうか?