まだ死なないけど
頑張りすぎるほど頑張って。
自分では、どこに向かっているかも分からない。
それでも、歩みを止めたくない。
頭も心もパンパンだ。
人の何にも気にしていない表情を見る度に。
楽しそうにはしゃいでいる声を聞く度に。
なぜか泣きそうになる。
頭と心が分かれている。
変なロマンチシズムに酔ってるかも知れない。
被害者意識全開なのかも知れない。
妄想の世界にいるのは、夢と一緒だ。
夢から覚めたいなら。
自分のおかしさに気付いたなら。
大事なのは、止まること。
止まると決めること。
止まる時間を確保すること。
このまま走り続けても、まだ死なない。
と思う。
僕は、器用じゃない。
その上、一つ一つ確かめないと、気が済まない。
グズだ、のろまだと、罵られるかも知れない。
まるで亀の歩み。
そう思われたら、すごく悲しいけど。
でも、どうやっても今はそれしか出来ない。
中身のないことはやれない。
意味が無い。
先のことは分からなくとも、一歩進んで、足元を確かめる。
歩く速さで、前に進もう。