世界は立体的にあると、感動的
僕は景色が好き。
海、浜辺。
海岸線、水平線。
流れる雲。
空色。
シンプルなのが好きなんだ。
ちょっとぐらい寂しい方がいい。
ゴミゴミした景色はあまり好きじゃない。
なんだろう。
目移りしちゃうかな。
僕は、味わいんたいんだろう。
その味わえるテーブルが広くないんだ。
そこに乗っけられるものは、多くない。
だから、多くあると集中し切れなくて、気持ちが良くない。
そういう意味では、オーケストラとか楽しめないのかな?
音がいっぱいあると、落ち着かないかも。
三重奏ぐらいが、良いかもね。
でね。
景色を見ながら、例えば、海辺。
海の青。
空の雲。
揺れる波。
煌めく水面。
磯の香り。
それに音を足してみる。
寄せては返す波の音。
カモメの鳴く声。
遠くの汽笛。
そうすると、景色は、より鮮やかに感じられる気がするんだ。
世界が立体的にそこにあるように。
そして、自分の中の感性が充足していくように。
そんな気がするんだ。
多く受け取るってのは、意味があるのかもしれない。
ただ見ててつまんないと思う時は、その場の音に耳をそばだてて見る。
と良いかもしれない。