キミ、退屈なんでしょ?

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自分の内なる「将に将たり」

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本屋はやっぱりイイよね!
 
ちょりーっす!
おら、みきと。
 
今日は、岡山市で同業の協会の会議。
帰りがけに、近くの好きな「本屋」に行こうか行かまいか迷って。
 
ちょっとだけ!ちょっとだけだから!
入るだけだから!
何にもしないから!!!
 
ちょっと知りたいことがあって、入ったら1時間いました。
 
本屋はヤバいね。
パワースポットだ!
知らないことがたくさんある。
脳みそを刺激してくれる!
違う世界へ引き込んでくれる!
 
だから・・・本屋へ行く際は、注意!
 

漢文大好き!

高校の時ね。
国語で、「漢文」が一番好きだったんだ!
 
特に、「故事成語」がメッチャかっこいい!
キャッチフレーズみたいでね。
 
そう言えば、O先生、元気かな?
 

故事成語

故事成語」ってのは、中国のことわざ?みたいなもの。
 
例えば、
泣いて馬謖を斬る」「漁夫の利」「呉越同舟」「禍福は糾える縄の如し:塞翁が馬」「覆水盆に返らず」
今、パーッと思いつくだけでもこんな感じ。
 

 

調べてみると、
「四面楚歌」「先ずは隗より始めよ」「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」「髀肉の嘆
素敵な背景を持った言葉ばかりだよね!
 
 
こういう、ストーリーが後ろに見えるのが、一言でハイライトみたいに浮かんで来るのが、「故事成語」のすごいところ!
 
あと、口に出したときの音感が良いんだよね。
バシッと正に言い表す感じが、たまんないよね!
 

将に将たり

コレが故事成語かどうかは、怪しいんだけど。
仕事柄、この言葉が良く頭に浮かぶ。
 
それを自分に問い直すことが良くある。
 
将に将たり」と言う言葉。
 
上常從容與信言諸將能不,各有差。
上問曰:「如我能將幾何?」
信曰:「陛下不過能將十萬。」
上曰:「於君何如?」
曰:「臣多多而益善耳。」
上笑曰:「多多益善,何為為我禽?」
信曰:「陛下不能將兵,而善將將,此乃言之所以為陛下禽也。且陛下所謂天授,非人力也。」
 
史記:淮陰侯列伝より

 

上=劉邦、信=韓信
 
劉邦は、日本で言えば信長とか、私の好きなDMMの亀山さんとかの社長さんかな。
韓信は、グローバルエリートサラリーマンみたいな。
 
ザックリ訳すと、
劉邦「ワシどんだけスゴい?」
韓信「まあまあ」
劉邦「お前は?」
韓信「かなりスゴい」
劉邦「なんでや!?実際お前、ワシに負けとるやんけ!?」
韓信「それはな、お前自身はスゴ無いけど、ワシみたいなスゴい奴を扱えるとこがスゴいんやで!ワシやったら、扱えんもん」
 
高校の時、これ聞いて、斬新な感覚だった。
そんな考え方もあるんか!?みたいな。
 
でも別に、将=「リーダー」になりたいとも思わなかった。
 
スゴい奴
会社で働いていると、「こいつメッチャスゴいな!センスの塊やん!」っていう人はザラで。
手が速かったり、何でもこなしたり、頭の回転が速かったり。
そういう人が、なんで社長とかならないのか不思議だった。
(親族企業であるという事情もあるけど)
 
そういう人の上の役職になると、何だか、どうして良いか分からない。
だって、そいつの方が上じゃない?
 
自分なりに色々考えたり、行動したさ。
もっとスゴい人にならなきゃ。
そいつに勝てる分野を作らなきゃ。
とかね。
 
見えてくるもの
でも、上に立ってやっていくと色々分かったり、出てくることがある。
 
自分が出来ないことを、この人達はやってくれてるんだなとか。
単体で見るとスゴいけど、会社や社会とか大きな目線で見ると、まだまだ生かし切れていない部分があったり。
 
悩みを抱えながらやっていたり。
前に進もうとしたけど、どうして良いか分からなかったり。
 
見えてくるんだよね。
 

やってもらう

んで、話変わるけど。
私は「命令が嫌い」なわけ。
自発的にやりたい人間だから。
 
その流れで、「やれ!」って言えない。
ましてや、相手はスゴい人。
 
でも、やってもらわないと、会社は成り立たない。
利益が出ない。
 
悩んだ結果、
どうやったら「やりたい!or やってもいいかな?」と思ってもらえるか?
そこをずっと想像していた。
 
自分ならどう思うか。
 
・・・そこで、今はこの2つを大事にしてる。
・想いを伝える
・気持ちよくやってもらう
 
想いを伝える
やることは、相手の方が精通してる。
たまに、こっちの方が良いんじゃ無い?ってアイデアは思いつくけど。
 
だけど、こうしろ!は、あまり言わないな。
こうしてくれ!は有るけど。
やり方の違いは、あんまり関係ない。
トライアンドエラーでやれば良いじゃん?
自分が正解とも限らないし。
 
自分のすることは、「想いを伝えること」。
なんていうかな。
「スピリット」の部分。
大事にして欲しい想い。
考え方。
 
それを伝えるしか、自分には出来ない。
だから、どうやったら伝わるかな?はよく考える。
 
気持ちよくやってもらう
さっきのトライアンドエラーじゃないけど。
失敗はある
でも、そこで足をすくませて欲しくない。
 
そこで足が止まる原因は何か。
自分だったら何で止まるか。
 
社内のルール、物理的な壁でも、法律、生理的現象。
ありとあらゆるもの。
もしくはデカい壁。
 
もしそこを、相手が気にしてるとしたら。
自分が取っ払うべきなんじゃないか。
てか、私に出来るのは、そこだけ。
 
そうやれば、とりあえずさっきより走りやすい道ができる。
 
自分より速い速度で、気持ちよく走ってくれる。
 
リーダーらしくない
結局、私は巷で言う「リーダー」らしくはない。
引っ張る姿勢はない。
 
そのリーダーが求めているものを、実現していく手伝いをしているに過ぎない。
 
「将の将たる」形はそうやって出来たけど。
自分が「将の将たる」存在でいられているかは分からない。
 
でも、相手が楽しくて、自分が面白くて、関係する人が笑顔だったら。
それが良い気がする。
 
今は、項羽と劉邦の時代ではなく。
もう、覇権を争う時代ではなくなったけれど。
夢の為に争った、その「夢」の原点は、同じ気がする。
 
全部が良くなる生き方が、してみたかったんじゃないかな。
 
私の「将に将たり」は、昔より、「笑顔」が追加されて、印象が変わっている。
 
そんじゃーね!
夜更かしされる方、おやすみ!
起きて読んで下さった人、おはよう!
お昼の方、おひるねして!