ミネルヴァの梟は夜に飛ぶ
「Q.E.D.証明終了」
私の好きな漫画に、「Q.E.D.証明終了」(加藤 元浩)と言うのがあります。
Q.E.D.―証明終了―(1) (月刊少年マガジンコミックス)
- 作者: 加藤元浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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ジャンルで言うと、ミステリーかな?
第1話
その中の第1話が「ミネルヴァの梟」です。
ストーリーの中で、哲学者ヘーゲルの有名な言葉が出てきます。
『ミネルヴァの梟は夜に飛ぶ』
解説では、「学問が現実に遅れてしまうことを戒め」となっています。
(諸説あるみたいですが)
この漫画では、そのキーワードを使いながら、ミステリーが展開されていくので、メチャクチャ好きです!
ワクワクしますよね!
そんな感じで、数学や哲学などの、たくさんの難しめな知識が並んでるんですよ!
すごく、「へーそんなのあるんだー!」ってなります!
そういうのも、魅力の一つですね。
後、お気に入りは、「デデキントの切断」ですね。
読んでいくと、すごく賢くなった気がします!
お試しあれ!!
ミネルヴァの梟
そんで、「ミネルヴァの梟は夜に飛ぶ」なんですけど。
スゴく良い言葉だなと感じるんです。
これはあくまで自分の中の解釈なのですが。
「理解すんのは後になるよ!」という捉え方をしています。
何か色々やってる最中って、ドタバタしますよね。
- 合ってんのかなこれ?
- うまくいかねえ上に、何が間違いか分からん!
- 何か勝手にうまく出来た!
- いつ終わるんだろうこれ・・・。
その後、だいぶ経つと、ちょっと俯瞰したとこから眺められるんです。
そんで、いっつも思うんです。
「あー!そういうことだったんだ!そんとき分かってれば!」
そんでムチャクチャ悔しくなるんですね!
分かってれば、そんなに苦しまなくても良かったのに!って。
理解って、往々にして遅れてくるんですよね。
もうそれはね、どうにもなんないです。
だってできないんだもん!!
苦しくても「そん時にはわかんない」です。
経験からの確信ですね。
だからこそ振り返りは、とても大事なんです。
私は「ミネルヴァの梟」から、そんなことを感じますね。
始めた理由
もう一個面白いのが、その「何か色々やってる最中」って、始めた理由が結構曖昧だったりすることもよくあります。
なんとなく「直感でしたい!と思った」みたいな。
でもきっとそれは、そこから得たいモノがあって。
それが、「後から遅れてやって来る」モノの中にあったりするんですよ!
これかーーーー!!!って。
でもそんなこと、最初っから分かんない。
怖くて始められない。
そんなときはですね・・・・。
「直感と、理解は遅れてくることを信じろ!」とアドバイスしておきます!
だって、やってみないとわからん=理解出来ないでしょ!
どうせ納得するためにやってるでしょ!?
だからね、「わかんねー!!」と言いながら、そこに突入していく姿、素敵だよ。
そんでは!
夜更かしされる方、おやすみ!
起きて読んで下さった人、おはよう!
お昼の方、おひるねして!