キミ、退屈なんでしょ?

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自分の物語2 『クライアント編』

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前回のおさらい

コーチ」と出会ったみきとは、ビビりながらモヤモヤを抱えて、助けて貰いたい一心で、コーチングをお願いするのでした。
さて、みきとは無事、救われるのでしょうか!? 

クライアントみきと

この話を進めていく前に

コーチングにおいて、受ける側を「クライアント」と言います
※話の中の「コーチ」は、一般的な呼び名と、自分についてもらっているマイコーを指していますが、雰囲気でどちらなのか察して下さい
※これは私の物語なので、皆さんが必ずしもこうなるわけではありません

 

コーチングって何するの?
コーチング中は、コーチとクライアントが、相互に「対話」を繰り返します。
「対話」というのは、例えば、お家でパートナーとの会話。
話しかけても、相手はテレビをボーッと見ていませんか?
イラッとして、話聞いてんのかよ!?と思ったり。
 
もうひとつ、例えば上司と話をするとき。
向き合ってはいるけど、圧力というか、めんどくさい、話し掛けんなオーラ。
話すの怖えーよ!ってなったり。
 
意識を相手に向けて、正面から、お話を聴いたり、話したりする。
このことが「対話」です。
 
コーチの目的の一つは、クライアントに心から話してもらうこと。
クライアント自身の話をしてもらうこと。
そして、コーチは意識的に、クライアントのお話を聴いています。
 

自分の話をする

クライアントになった私に、「衝撃」と「感動」と「戸惑い」が襲います。
話をしようと、一生懸命になるんです。
何を話していいかというのも、話す前にすごく考えます。
頭と心と感覚を、フル回転させながら、自分で自分をとらえていく感覚。
そこで出てきたモノを出す
まるで何かのトレーニングのような感じ。
 
いつもの会話では、話したり話さなかったりで、逃げることが出来るんです。
でも逃げらんない
 
最初はそんな印象でした。
ただ後々、何故そんな印象を抱いたかと言うのが分かってきます。
それは、また今度のお話で。

さらに苦しい思いに突入していくの!

さらに衝撃なのは、自分の話を一生懸命聴かれて、気付きから言葉を返される体験。
自分で話していて、気が付いていないけど、「確かにそうだわ!」ということばかりです。
 
当時を振り返り、コーチに投げかけられた言葉の一例を挙げてみましょう。
・ヒマなんじゃない?
・自分から相手を拒絶してる感じだね。
・人に合わせてどうしたいの?
・それって楽しい?
・すべてうまくこなしたいことが、やりたいことなの?
・わかんないと言い慣れすぎて、考えるのを止めてない?
・あきらめたら?
 
コーチが「感じたまま」の言葉を返してくれます。
アドバイスみたいな押しつけではなく、軽いキャッチボールみたいに、スッと言葉を出してきます。
 
それを受け取り、私は悶え苦しみます。
一言一言が、ナイフのようにグサリと刺さります。
ズキュウウゥン!!!!と音がします。
ほんとにするんです!
または目がカッ!!となり、ビックリします。
 
自分にとっては、「そんなことない!」って思いたい言葉ばかりです。
でも、心の奥底では、「そんなことある・・・・。」って気付いてるんです。
 
認めたいけど、認められないジレンマが自分を苦しい思いにしていきます。
ちなみに私は、コーチング中はよく、「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!」と叫んでいます。
コーチ、いつもうるさくてすいません。
残念なことに、今の方がもっとウルサいです。
 
ちなみに、コーチングは「Skype」を通じてやることがメインです。

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やる前は大丈夫かなと思っていたんですが。
始まったらすぐ慣れましたね。
そんな体験も新鮮でした。
 
 

コーチングの効果

コーチング中は、沢山の気づきがあって、自分を沢山発見することが出来ます。
・自分は「静かな熱狂」みたいなものが好き
・試行錯誤しているときに、邪魔されるのが嫌い
・やりたい、どうなりたいかって、実はどういう気持ちになりたいか
 
すごく苦しくて、嬉しくて、楽しかった。
日々過ごしていると、まず表に出てこない、でも確かにそこにいる自分がいました。
 
 

心の底から「変わりたい」を願う

ただ、3ヶ月も経った頃、行き詰まりが顔を覗かせるようになります。
その中心にあったのは「逃げること」。
 
そして、自分の一番の問題はそこだったんです。
今だからこそ分かるんですけどね。
 
そのことに向き合いたくて、でも「逃げたくて」。
二重構造のジレンマで、ゆっくり自分を追い詰めていきます。
 
苦しい
でも、逃げたくない
 
逃げたらそこで、人生が確定してしまうような気がしたんです。
そして、逃げるのにも疲れたんです。
もう、うんざりだったんです。
どうしても、変わりたくて
 
ただ、「逃げジレンマ」は、ずっと続いていました。
そのテーマに向き合おうとしたとき、手からスリ抜けるように、自分の意識から逃げていく。
 

嘘つき

だんだん、自分の向き合ってくれる「コーチ」に悪いなーと思い始めてしまう。
自分の中が、前に進まないから。
少しずつ、言葉を選ぶ様な感覚があったように記憶しています。
 
ただこれは、すごいひどい言い訳だと言うことを覚えておいて下さい。
暗に、人のせいにしていますから。
「あなたがうまくしてくれないから」
「答えを用意してくれれば楽なのに」
「こうしろって言われたら、その通りにするのに」
そう思ってるんです。
うわあああああああ!
めちゃひどい!
 
ちなみに今の自分が、コーチとして同じ状況だったら、「で、どうしたい?」って聞きますけどね。
 
コーチング中も、クライアントがイヤなことは拒否できるんです。
コーチも常に受け入れる姿勢を持っています。
自分の向き合いたいモノに向き合えばいいのです。
 
それすらすることもせず、だんだん何かを心の中で濁して。
ああ、嘘ついてるな
その感覚がハッキリ分かったのは、もっと後になってからです。
  

コーチ

ここから、自分の中で面白い現象が起こるのです。
コーチ自身」の存在感目が行くようになったのです。
正しく言えば、だけど。
 
ぶれることのない、強い芯みたいなモノをいつでも感じる。
押しつけでも、おべんちゃらでもないコミュニケーション。
そんなところに魅力を感じていったのです。
 
そこで思うんです。
コーチになったら、同じようになれるかな?
きっと、何かの実績も欲しかったんだと思います。
さらに、真正面に自分に向き合うことから逃げる気持ちも。
あと、コミュニケーションも学びたいなーと。
 
どれも、本当の気持ちです。
 
 

頭が飛ぶ

ということで、もの凄く急激に、「コーチングを勉強しよっかなー」と思い始めます。
 
ここら辺の、変な頭の切り替わりは、よくあるんですけど。
読んで頂いた話も、所々、????となっていた箇所があると思います。
 
ぶっ飛んでるのは承知の上なんですけどね。
コーチから「変態」の称号も授かっております。
 
何が切っ掛けで、コーチやり始めたんですか?と問われたら、「逃げまくったから」というのが私の答えですね。
 

コーチングを学ぶ

私のコーチは、CPCCという資格を取得し、コーチ活動をしております。
これは、コーチ養成/コーチング学習機関のCTIが独自で発行している資格です。
名前がかっこいいです。
 
※ちなみに、国際コーチ連盟(ICF)が発行している包括的な資格もあります。
※ここら辺は、よく分からないので、頑張って調べてみて下さい。
 
思い立ったら、急激に行動する習性なので、CTIコーチングプログラムにすぐ申し込みます。
 
ちなみに、金銭面や、色んな条件等の迷いもあったんです。
ここら辺も、コーチングの中で、テーマとしてあげて、解消できるんですよ!
 
ということで、「嘘つき」は逃げる言い訳として、コーチングを学び始めます
この続きのお話は、また今度。
 
次回、『プログラム初日に東京まで来て、建物の前で帰りたくなる
 
そんでは!
夜更かしされる方、おやすみ!
起きて読んで下さった人、おはよう!